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  会員会社訪問レポート  株式会社平野製作所

金属に光る職人のセンスと技術

今回ご紹介するのは、『株式会社 平野製作所』代表取締役社長の平野 裕之 様です。金属の板から機械の部品といった小さく精密な製品を作っていらっ しゃいます。代表の平野様から、学生時代のお手伝いのお話や、製品に対する 熱い思いについてお伺いしてきました。

代表取締役:平野 裕之


取材日:2014 年 7 月 6 日
取 材:山本 紫織(横浜市立大学3年)
写 真:広報情報部 齋藤 保

◆始まりは中学生時代のお手伝い

 様々な種類の金属の板を切り抜き、曲げたり溶接したりすることで機械の部品などを製作する金属板金加工。平野様がこの非常に精密でセンスが要求される仕事と出会ったのはなんと中学生の頃だとか。多忙な野球部の練習の合間に行っていた、創業者であり先代の社長である平野様のお父様の仕事のお手伝いでした。その後、大学卒業までちょっとした時間があれば「学生職人」として技術を磨き、大学卒業時にはかなりの専門性と技術を習得され、一週間の予定であった講習を2日で終わりにして会社に戻り、機械を動かしていたほどの腕前になっていたそうです。



ご自身の製品への思いを語る平野社長

 

◆コンセプトは「仕上がりの綺麗さ」

 平野製作所様は、画一的な製品を量産化するのではなく、高い技術が必要とされる注文製造を中心に事業を展開し、お客様の要望に沿った製品を作り続けています。また、お客様のご要望にあった金属の素材ごとに最適な加工を施し、複雑で多種の加工を行うためには、ただ単純に機械を動かすことができれば良いのではなく、センスも必要なようです。そんな平野様の信念はずばり、「仕上がりの綺麗さ」。こうして、作り上げる製品に対して高い自信を持っていらっしゃる理由は、職人として全ての作業に対し誠実に取り組み、高い精 度と仕上がりの美しさを追求し続けているからなのだと強く感じました。


コンマ数ミリのズレもない製品

 

◆「板金加工」のこれからの展望

 「今後、板金加工の仕事はなくならないだろうけど、減っていくだろう。」と話す平野社長。近年話題となっている3Dプリンターの実用化や、海外で作られる安価な製品など、競争相手も多い。しかし、「今後この業態仕事がどのように展開していくのか、まだわからないが、需要があるかぎり新しいものを生み出し、高い付加価値をつけ、また、若い職人に技術の継承もしていきたい。」と、ご自身の仕事に対して強い熱意と誠実さを持ち続けています。そして、私自身も、平野様ご自身の製品に対する思いを持ち続け、ご自身の仕事を続けていただきたいと思っています。



平野様のセンスの光る精度の高い製品

 




■取材後記

平野社長からは仕事に対する誠実さと、ご自身の手で作る製品に対する熱い思いを教えていただきました。また、製品を作る際に使用する実際の設計図を見せて頂き、板金加工は本当に緻密で繊細な作業なのだな、と実感しました。


■会社概要

商 号:株式会社 平野製作所
代表取締役:平野 裕之
創 業:昭和 44 年 8 月
所在地:〒244-0803
横浜市戸塚区平戸町 354
電 話:045-822-1011
F A X:045-824-4123
http://www.kk-hirano.jp/index.html
事業内容:精密板金加工、試作板金

 

取 材:山本 紫織(横浜市立大学3年)
写 真:広報情報部 齋藤 保