会員会社訪問レポート 上大岡法律事務所

「誰かの頼れる存在になるために」

所長弁護士 石井 誠
勤務弁護士 長門英悟

◆弁護士への道のり

石井様は東京都のご出身で、30年近くゴルフをされているそうです。中学3年生のとき、テレビドラマ「白い巨塔」に登場する関口弁護士に憧れて弁護士の道を目指すことを決めました。しかしその後なかなか司法試験に合格できず10回も受験されたそうです。周りの仲間が合格するなか自分はいつ合格できるのか不安に押し潰されそうになったそうですが、成績があと一歩だったこともあり、諦めずに弁護士になることに挑戦し続けたそうです。

長門様は埼玉県の育ちで、今は登山にはまっていて最近は毎週登られているそうです。10代20代前半までやりたいことがなかった中、20代後半に命の危険もあった大きな病気を患いました。それを機に真面目に生きようと改め、自身の10代の頃と同じように悩んでいる若者をはじめ人々の役に立ちたいと思い弁護士を目指されたそうです。司法試験には30歳半ばに合格し、その間将来への不安感や家族など周囲に負担をかけたと仰っていました。

左 長門弁護士  右 石井弁護士

 

◆依頼者に寄り添う

弁護士になって思うこと

石井様:
同窓会で同級生が定年を迎えて第2の人生を歩んでいる姿を見て、弁護士は自身の頭と身体が元気な限り人を助けることができるため、良い仕事に就いたと思ったそうです。

長門様:
刑事から民事、また大小もさまざまで1つとして同じ事件はないため、1件1件常に勉強しながら取り組むことが必要な、答えの見えない奥の深い仕事だと感じているそうです。

大切だと思っていること

石井様:
相談者・依頼者に対して常に誠実に接することで出来る限り相談者・依頼者の満足のいくような解決を目指すことを大切にして、日々の業務に取り組んでいらっしゃるそうです。

長門様:
必ずしもすべての事件で勝利できるわけではないですが、そういう場合にも依頼者にとって少しでもプラスになる解決を主張していく、その粘り強さを大切にされているそうです。

やりがい

石井様:
弁護士への相談は一生に一回あるかないかのことで、そのためとても困っている人ばかりが事務所へ訪れます。ある依頼者が、はじめは相談の度に泣いていたけれど事件解決のあと晴れやかな表情になって、感謝の言葉を言ってくれたときにこの仕事をしていて良かったと感じたそうです。

長門様:
依頼者から事件解決後、先生に依頼して良かったと言ってもらえたときにやりがいを感じるそうです。その他にも長門様は弁護士になるきっかけとなった少年が関わる少年事件を積極的に取り扱われているそうですが、手続きが終わった後も少年から手紙や連絡をもらうと、やっていて良かったと感じるそうです。
基本的には事件が終われば依頼者との関係もそこまでだそうですが、中には事件後もお中元や年賀状のやり取り、また他の困っている方を紹介してもらう、別件で相談してくれるなど交流が続くこともあるそうです。

 

◆これからも、そしてもっと身近に

事務所を創設した1998年当時、弁護士の多くは裁判所のある関内に事務所を設けることが多かったなか、石井様は関内よりもより人々の生活に密着した上大岡で開業しました。上大岡の方が一般の人にとって相談に行きやすい場所なのではないかと考えたそうです。実際、開業はじめの頃から相談者は多かったと言います。また港南区工業会に加入されたことで、より地域の様々な方と交流できる機会が持てたことがとても良かったと話されていました。

石井様曰く、弁護士と聞くと「畏れ多い」「こんなことを相談しても良いのか」と思われることが多いそうです。ですがそんなことは全然なく、分からないこと・聞きたいことは何でも聞いてくださいとよく伝えるそうです。特に、弁護士を雇っているにも関わらず、怖くて聞きたいことが聞けないからといってセカンドオピニオン的に石井様に相談される依頼者もいるそうです。そういった方には、お金を払って雇っているのだから聞いてはいけないとは考えず、聞きたいことは聞くべきですと伝えているそうです。弁護士=怖い、ハードルが高いと思われてしまうことはやむを得ないけれど、そんなことを考える必要はないとアピールしたいと仰っていました。

上大岡に開業して25年目となる上大岡法律事務所。相談者と依頼者にとってだけでなく地域の方々にとっても身近な地域に根づいた存在として、どこまでも依頼者に誠実に寄り添われていく弁護士方、そして事務所だなと感じました。


〇会社概要
会社名:上大岡法律事務所
代表:石井誠
所在地:神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6-1
ゆめおおおかオフィスタワー22F
電話:045-840-2444
取材日:2023年8月8日


〇編集後記
・島田雄眞(横浜南陵高校1年)
初めて取材させていただきましたがとても良い経験になったと思っています。今回弁護士事務所へ訪れましたが、弁護士というと堅いイメージがあり、とても緊張しました。けれども石井様も長門様も私の質問に対し丁寧に答えてくださいました。やはり人は話してみなければわからないなと改めて思いました。このような機会があればまた参加したいと思います。

・清水菜々子(青山学院大学3年)
弁護士と聞くと私も堅い雰囲気を想像していたのですが、石井様と長門様には質問に対して分かりやすく答えていただき、またその合間も場の和むような話をたくさんしてくださったのでイメージが大きく変わりました。インタビューがとても楽しかったです。頼れるだけでなく想像以上の身近さ、親しみやすさが上大岡法律事務所の1つの魅力なのだなと感じました。